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近世武家政権成立史の研究
藤田 達生 著
A5判 458頁 函入り上製
2023年6月発行
定価
14,300 円 (本体13,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1343-7
発売日 2023/06
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信長がいかにして戦国大名を脱皮して地方政権を樹立することに成功したのか。長期にわたる将軍足利義昭との抗争のなかでいかなる国家構想を表明・実現しようとしたのか。そしてなぜ天正十年政変が発生し、織田家がどのようにして豊臣政権に組み込まれたのかを追究する。
【目次】
序章 環伊勢海政権の視点
補説 室町幕府から江戸幕府への武家政権の推移
第一部 信長改革の構造
第一章 織豊系城郭論序説
補論(一)付城戦の展開
第二章 「鞆幕府」論
補論(二)常国寺所蔵の足利義昭関係史料・遺品
第三章 「公方」から「天下」へ─預治思想の萌芽─
第四章 織田検地と所替・国替
第二部 天正十年政変の背景
第五章 織田政権の淡路統一─政変前夜─
補論(三)芸土同盟関係史料の年次比定
第六章 天正十年政変論
補論(四)六月十二日付明智光秀書状の発見
第七章 柴田勝家と天正十年政変─北国における織田体制─
第八章 豊臣期の織田氏―信雄像の再検討―
終章 研究の成果と課題
【著者紹介】(発行当時のものです)
藤田達生(ふじた・たつお)
1958年愛媛県生まれ
神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了
学術博士
三重大学教育学部・大学院地域イノベーション学研究科教授
著書に『藤堂高虎論』『天下統一論』、編著に『織田政権と本能寺の変』など
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