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平安王朝の五節舞姫・童女
天皇と大嘗祭・新嘗祭
服藤 早苗著
B6判 264頁
2015年3月発行
定価
2,530 円 (本体2,300 円+税)
ISBN 978-4-8273-3120-2
発売日 2015/05
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塙選書120
清少納言や
紫式部らが
楽しみにした
きらびやかな
五節舞姫たち
大嘗祭・新嘗祭で披露された五節舞姫・童女の実像から、平安宮廷内の儀式に潜む神事から娯楽への変遷や、身分・ジェンダーといった問題を浮き彫りにする。
さらに遊女=聖なる存在とした網野善彦氏らを批判する。
【目次】
序章 紫式部・清少納言が見た舞姫
第一章 奈良・平安初期の五節舞~五節舞の成立と変容
第一節 五節舞の成立と特質
第二節 九世紀の五節舞と五節舞姫
第二章 五節舞姫献上者と舞姫
第一節 献上者規定の変遷
第二節 実際の舞姫献上者
第三節 舞姫献上者の経営
第三章 五節舞姫
第一節 五節舞姫の実像
第二節 五節舞師
第三節 舞姫同行者・援助者~傅・童女・下仕等
第四章 新嘗祭と五節舞姫
第一節 参入儀
第二節 帳台試
第三節 淵酔
第四節 御前試
第五節 童女御覧
第六節 豊明節会
終章 五節舞姫の歴史的変容と課題
【著者紹介】(発行当時のものです)
服藤早苗(ふくとう・さなえ)
1947年愛媛県生まれ。
お茶の水女子大学大学院修士課程修了、東京都立大学大学院博士課程修了。博士(文学)。
埼玉学園大学特任教授。
専攻は、日本史・女性史・家族史・ジェンダー分析。
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