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江戸時代に下総国葛飾郡上花輪村で代々名主を勤め、醤油醸造家として野田醤油屋仲間の中心メンバーであった髙梨家の文書を、貢租負担、凶災救恤、水利普請、寺社関係史料および一件として髙梨家が関わった小金原鹿狩道筋御船橋一件、天狗党一件、義倉一件の関係史料を収載。
【目次】
巻頭言 髙梨兵左衛門
一 貢租負担
享保二十年十二月 御割附写帳(元禄十五年~享保三年)
明和二年三月 粕壁宿加助人馬着到帳
文化三年正月 水戸様御通棺御用人馬触当て一件につき一札
天保五年八月 日光道中中田・栗橋助郷御免除願書
慶応四年三月 醤油造冥加永仰付につき免除願
他34編
二 凶災救恤
宝暦八年四月 籾種夫食両組割訳ケ帳
安政三年九月 風災難渋借用金名前帳
万延二年三月 隣五箇村へ施米控帳
慶応二年五月 難渋の百姓地借店借人取調帳
慶応四年七月 難渋の百姓御助成につき名前書上帳
他14編
三 水利普請
享保十九年十月 利根川等御普請国役金受取覚
寛保三年四月 悪水落入樋伏替願
文政十二年九月 江戸川満水切所砂押につき見分願
天保三年正月 今上村新堀継自普請永続積金預り一札
嘉永二年六月 悪水落しにつき新規小樋並堀割願書
他18編
四 寺社
宝永四年正月 香取大明神官途状
宝暦四年十二月 観音堂建立勧化入用覚書
寛政九年正月 伊勢太太内宮河井図書様へ行入用帳
文化五年十二月 東福寺修堂金貸附控帳
明治五年十月 教王院祐政還俗帰農願
他14編
五 一件
1 小金原御鹿狩道筋御船橋一件
嘉永元年 金町・松戸御船橋仕様早見控
他3編
2 天狗党一件
元治元年六月 天狗党浪人金子強談御尋ねにつき始末書
元治元年 浮浪の者馴合い金策取調につき組合親類等歎願書
慶応元年五月 浮浪馴合い一件飯盛り女身代金立替につき一札
他12編
3 義倉一件
明治三年 義倉控一番
他1編
解説
附表 上花輪村の年貢変遷
【既刊】
髙梨家近世文書 醤油醸造家と地域社会 Ⅰ 上花輪村1
【監修の紹介】
公益財団法人髙梨本家 上花輪歴史館(たかなしほんけ かみはなわれきしかん)
〒278-0033 千葉県野田市上花輪507
TEL 04-7122-2070
【編者紹介】(発行当時のものです)
白川部達夫(しらかわべ・たつお)
1949年北海道生まれ。
東洋大学文学部名誉教授。
著書に『近世質地請戻し慣行の研究』『近世の村と民衆運動』など
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