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近世の村と民衆運動
白川部 達夫 著
2019年2月発行
A5判 276頁 函入・上製
定価
8,800 円 (本体8,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1301-7
発売日 2019/02
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Ⅰ研究展望、Ⅱ村の所有と共生、Ⅲ村と民衆世界の広がり、Ⅳ村と民衆運動にて、現在までの研究状況に触れ、近世の村の意識構造や近世後期の村と民衆世界の広がり等を考察する。
【目次】
はしがき
Ⅰ 研究展望
第一章 総説―村落論の展開
第二章 世直しと地域市場―幕末維新の基礎構造
Ⅱ 百姓の所有と共生
第三章 近世の村と百姓の土地所持
第四章 日本近世の共生思想―『河内屋可正旧記』をめぐって
Ⅲ 村と民衆世界の広がり
第五章 畿内先進地域の村と商品生産
第六章 江戸地廻りの賑わい
第七章 幕末維新期の村と旅人改め―村をめぐる交流・流通・地域
第八章 幕末維新期の村方騒動と「小賢しき」者
Ⅳ 村と民衆運動
第九章 一八世紀末における幕藩領主の関東認識と村方騒動
第一〇章 近世村落の社会結合と民衆運動―天保三年、武州橘樹郡南加瀬村門訴一件を中心に
第一一章 寛政期肥料国訴の動向について
第一二章 文政期の肥料訴願と国訴について
【著者紹介】(発行当時のものです)
白川部 達夫(しらかわべ・たつお)
1949年北海道生まれ。
東洋大学文学部教授。
著書に『近世質地請戻し慣行の研究』、編に『髙梨家近世文書 醤油醸造家と地域社会 Ⅰ・Ⅱ』など。
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