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万葉集の歌人と作品(下)
古代和歌史研究 4
伊藤 博著
A5判 472頁
1975年発行
定価
8,800 円 (本体8,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-0027-7
発売日 1975/06
品切れ
清新着実な学風をもってなる著者が、四十数年の研鑽を4部作に体系化し世におくる、古代文学研究史上初の、表現論・文学史論としての万葉集形成論。
今日の万葉集研究の一頂点をなす。
第8巻に参考年表・事項索引(別冊・新訂版)を付す。
【4巻目次】
第7章 天平のトネリ文学
第1節 第一人者の宿命
第2節 吉野の赤人たち
第3節 伝説歌の形成
第8章 天平の貴族文学
第1節 未逕奏上歌
第2節 学士の歌
第3節 旅人の亡妻挽歌
第4節 園梅の賦
第5節 貧窮問答歌の成立
第6節 天平の女歌人
第9章 万葉終焉の歌人
第1節 内舎人の文学
第2節 春愁
第3節 最後の独詠歌
第4節 歌日誌の空白
第10章 万葉歌の流れ
第1節 万葉から古今へ
第2節 万葉から物語文学へ
第11章 万葉歌人の死
【著者紹介】(発行当時のものです)
伊藤博(いとう・はく)
1925年長野県生まれ。
京都大学文学部卒業。
筑波大学名誉教授、共立女子大学教授。
著書に『万葉集相聞の世界』『万葉のいのち』『万葉のあゆみ』『万葉歌林』『万葉集の構造と成立(上)』『万葉集の構造と成立(下)』『万葉集の歌人と作品(上)』『万葉集の表現と方法(上)』『万葉集の表現と方法(下)』『万葉集の歌群と配列(上)』『万葉集の歌群と配列(下)』など。
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