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万葉集の歌群と配列 (下)
古代和歌史研究 8
伊藤 博著
A5判 714頁
1992年発行
定価
15,400 円 (本体14,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-0067-3
発売日 1992/06
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清新着実な学風をもってなる著者が、四十数年の研鑽を4部作に体系化し世におくる、古代文学研究史上初の、表現論・文学史論としての万葉集形成論。
今日の万葉集研究の一頂点をなす。
第8巻に参考年表・事項索引(別冊・新訂版)を付す。
【8巻目次】
第6章 歌物語的歌群の論
第1節 悲別贈答歌群
第2節 遣新羅使人歌群の原核
第3節 万葉の人格
第7章 大伴家持と周辺の歌群
第1節 地に在るがままに
第2節 ”歌を贈る”ということ
第3節 家持の手法
第4節 天平ひとつの文化
第5節 防人歌群
第8章 宴歌攷
第1節 山上憶良の七夕歌十二首
第2節 右大臣橘家宴歌十一首
第3節 海辺にして月を望む歌九首
第4節 新嘗会応詔歌六首
第9章 小歌群の論
第1節 三思
第2節 七草
第3節 鰭
第4節 国風
第10章 万葉集の配列意識
第1節 女から男へ
第2節 万葉集と王権
第3節 記名意識と万葉集
付録 新資料『天治本万葉集巻第十五』の考察
【著者紹介】(発行当時のものです)
伊藤博(いとう・はく)
1925年長野県生まれ。
京都大学文学部卒業。
筑波大学名誉教授、共立女子大学教授。
著書に『万葉集相聞の世界』『万葉のいのち』『万葉のあゆみ』『万葉歌林』『万葉集の構造と成立(上)』『万葉集の構造と成立(下)』『万葉集の歌人と作品(上)』『万葉集の歌人と作品(下)』『万葉集の表現と方法(上)』『万葉集の表現と方法(下)』『万葉集の歌群と配列(上)』など。
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