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日本近代文学の出発
平岡 敏夫 著
新書判 272頁
1992年発行
定価
1,282 円 (本体1,165 円+税)
ISBN 978-4-8273-4066-2
発売日 1992/06
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はなわ新書66
近世以来の「武士の文学」と「町人の文学」から、その結合・統一された文学像を視座に、近代文学の出発としての政治小説と逍遙以降の人情世態小説との二つの光芒の織りなすところを眺め、近代文学の成立期を捉えなおす。
【目次】から
Ⅰ ふたつの「文学」
1 武士の文学と町人の文学
2 ふたつの「文学」の接近 -啓蒙思想と戯作文学-
Ⅱ 政治小説
1 政治小説と近代文学
2 『経国美談』と『佳人の奇遇』
3 政治小説と人情世態小説
Ⅲ 人情世態小説
1 『小説神髄』と『当世書生気質』
2 『当世書生気質』と『浮雲』
3 人情世態小説の系譜
Ⅳ ひとつの「文学」
1 明治二十一、二年の文学
2 『浮城物語』論争
3 「舞姫」と「おぼろ舟」
【著者紹介】(発行当時のものです)
平岡敏夫(ひらおか・としお)
1930年香川県生まれ。
東京教育大学大学院博士課程修了。
群馬県立女子大学学長・筑波大学名誉教授。
著書に『「坊つちやん」の世界』『漱石序説』など
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