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「坊つちやん」の世界

平岡　敏夫　著

新書判　228頁

1992年発行

定価 1,100 円 (本体1,000 円+税)

ISBN 978-4-8273-4065-5

発売日 1992/06

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はなわ新書65

今日の漱石文学研究のすさまじい流行現象のなかで、その作品の魅力と享受を追求。「坊つちやん」論の手引き、契機のよすがにする。

【目次】
１漱石のもたらしたもの
２小日向の養源寺
３「坊つちやん」評釈
４ロンドン体験としての「坊つちやん」
５ただ一本の蜜柑の木
６漱石の松山行き
７「坊つちやん」と「銀の匙」
８「坊つちやん」の世界─諸家の論にふれつつ─

【著者紹介】（発行当時のものです）
平岡敏夫（ひらおか・としお）
1930年香川県生まれ。
東京教育大学大学院博士課程修了。
筑波大学名誉教授、群馬県立女子大学名誉教授（元学長）。
著書に『日本近代文学の出発』『漱石序説』など。

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