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日本紡績業史序説 下《オンデマンド版》
高村 直助 著
初版は1971年、オンデマンド版は2012年発行
A5判 292頁
定価
6,050 円 (本体5,500 円+税)
ISBN 978-4-8273-1654-4
発売日 2012/10
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日本の紡績業はいわゆる移植産業として勃興した。
本書は、大阪紡績の設立から第一次大戦勃発までの三十数年間にわたる日本紡績業史を、資本の形成・確立・展開の過程とその構造として、資本の論理に即して新しい史的分析の方法により、統一的に解明、把握する。
著者会心の処女作であり、日本紡績業史研究の一大金字塔である。
1972年度日経文化賞受賞
【目次】
第4章 確立期紡績資本と日清戦後恐慌
第1節 紡績資本の蓄積方式
第2節 確立期紡績資本の位置
第3節 日清戦後恐慌と紡績資本
第5章 紡績独占の形成過程
第1節 日清戦後恐慌・不況への紡績資本の対処
第2節 六大紡の形成
第3節 日露戦後の紡績資本
第4節 六大紡の展開
第6章 独占形成期紡績資本の構造
第1節 紡績資本の再生産構造
第2節 紡績資本の蓄積方式
終 章 総括と展望
【著者紹介】(発行当時のものです)
高村直助(たかむら・なおすけ)
1936年大阪府生まれ。
東京大学文学部国史学科卒業。
東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。
東京大学名誉教授。博士。
著書に『日本紡績業史序説(上)』『再発見 明治の経済』など。
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