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日本紡績業史序説 上
高村 直助著
A5判 354頁
1971年発行
定価
5,830 円 (本体5,300 円+税)
ISBN 978-4-8273-1070-2
発売日 1971/06
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日本の紡績業はいわゆる移植産業として勃興した。
本書は、大阪紡績の設立から第一次大戦勃発までの三十数年間にわたる日本紡績業史を、資本の形成・確立・展開の過程とその構造として、資本の論理に即して新しい史的分析の方法により、統一的に解明、把握する。
著者会心の処女作であり、日本紡績業史研究の一大金字塔である。
1972年度日経文化賞受賞
【目次】
序 章 紡績資本形成の前提条件
第1節 綿糸市場の形成
第2節 二千鐘紡績の限界
第1章 紡績資本の形成と構造
第1節 大阪紡績会社の成立
第2節 紡績資本の形成過程
第3節 形成期紡績資本の再生産構造
第4節 形成期紡績資本と1890年恐慌
第2章 紡績資本の確立過程
第1節 1890年恐慌への紡績資本の対処
第2節 流通機構の整備
第3節 紡績資本の拡大と綿糸市場
第3章 確立期紡績資本の再生産構造
第1節 資本金と紡績設備
第2節 原料棉花
第3節 労働力と生産過程
第4節 製品綿糸
【著者紹介】(発行当時のものです)
高村直助(たかむら・なおすけ)
1936年大阪府生まれ。
東京大学文学部教授。博士。
著書に『日本紡績業史序説(下)』『再発見 明治の経済』など。
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