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日本古代の宮都と交通
日中比較研究の試み
市 大樹 著
A5判 780頁 函入り上製
2024年2月発行
定価
14,300 円 (本体13,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1347-5
発売日 2024/01
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Ⅰ日唐律令条文の比較検討、Ⅱ宮都の展開、Ⅲ交通の運用実態の構成で、飛鳥~平安初頭の宮都と交通について日中比較研究の手法を交えつつ法的枠組みと実態の両側面から考察する。
【目次】
序章 本書の目的と構成
第Ⅰ部 日唐律令条文の比較検討
第一章 日唐王宮の空間構成と門
第二章 日唐王宮の通行規制―門籍制と門牓制―
第三章 日唐交通制度の法的枠組み―国土の編成・維持・移動―
第四章 厩牧令からみた日本律令国家の馬牛政策
第Ⅱ部 宮都の展開
第五章 孝徳朝難波諸宮の史料的検討
第六章 大化改新と難波諸宮
第七章 藤原宮東隣地の性格と展開―京職から左京職へ―
第八章 平城遷都直前における元日朝賀と賜宴
第Ⅲ部 交通の運用実態
第九章 宮都の変遷と畿内の交通路
補論一 古代東高野街道の利用状況と槻本駅
第十章 『万葉集』からみた交通制度の運用実態
第十一章 外国使節の来朝と駅家
補論二 「路次」の用例
第十二章 天平期節度使体制下の文書送達―出雲国計会帳にみえる節度使関係文書の検討―
終章 日本古代の宮都・交通と東アジア
【著者紹介】(発行当時のものです)
市大樹(いち・ひろき)
1971年愛知県生まれ。
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。
博士(文学)。
大阪大学大学院人文学研究科教授。
著書に『飛鳥藤原木簡の研究』『日本古代都鄙間交通の研究』など
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