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日本古代都鄙間交通の研究
市 大樹 著
A5判 686頁 函入・上製
2017年2月発行
定価
14,300 円 (本体13,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1288-1
発売日 2017/02
品切れ
日中の駅伝制や関制の比較、公的業務に伴う文書の伝達、貢納物の輸送、都鄙間を往来した国司や朝使の実態などを考察し、律令国家による地方支配の特質の解明を試みる。
【目次】
序章 本書の目的と構成
第Ⅰ部 駅伝制度の構造と展開
第一章 日本古代駅制の法的特徴―日唐令文の比較を中心に―
第二章 日本古代伝制の法的特徴―日唐令文の比較を中心に―
第三章 出土文字資料からみた駅制と七道制
第四章 伝制の運用実態
第Ⅱ部 都鄙間交通体系と関制
第五章 日本律令国家の都鄙間交通体系―文書伝達・貢納物運送・役民往来を中心に―
付論一 伊勢国計会帳の作成年代と浮浪人の逓送
第六章 日本古代関制の特質と展開
第七章 過所木簡に関する一試論
第Ⅲ部 国司と朝使
第八章 国司制の成立と伝制―国司職分田制との関係から―
第九章 国司任符の伝達と受信
付論二 国司任符の発給
十章 朝使派遣の構造と展開
付論三 弘仁・天長の畿内国別当
終章 日本古代における都鄙間交通の展開
【著者紹介】(発行当時のものです)
市 大樹(いち・ひろき)
1971年愛知県生まれ。
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。
博士(文学)。
大阪大学大学院文学研究科准教授。
著書に『飛鳥藤原木簡の研究』『日本古代の宮都と交通』など。
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