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移住型植民地樺太の形成
三木 理史 著
A5判 432頁
2012年10月発行
定価
10,450 円 (本体9,500 円+税)
ISBN 978-4-8273-1255-3
発売日 2012/10
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日本植民地の研究史を学際的に検討し、樺太と内地との関係、樺太内の産業開発を考察、樺太のもつ移住型植民地という地域性から、日本植民地研究を逆照射することを試みる。
【目次】
序 章 植民地理学の展開と植民地研究
第一部 植民地研究における樺太
第1章 日本における樺太論の展開
第2章 日本植民地の地域性と樺太
第二部 内地と樺太
第3章 農業移民を通じてみた樺太と北海道
第4章 明治末期岩手県からの樺太出稼
第5章 環日本海地域における樺太
第三部 樺太の開発
第6章 移住型植民地と豊原の市街地形成
第7章 1910年代の産業化と不凍港選定
第8章 戦間期における朝鮮人社会の形成
第9章 1930年代の樺太における石炭業
第10章 帝国日本と樺太の「孤島化」
終 章 移住型植民地の形成
【著者紹介】(発行当時のものです)
三木理史(みき・まさふみ)
1965年大阪府生まれ。
関西大学大学院文学研究科博士課程後期課程中退。
博士(文学)。
奈良大学文学部教授。
著書に『国境の植民地・樺太』『局地鉄道』『満鉄輸送史の研究』など
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