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縄文時代を中心に旧石器時代から一部は近代までの狩猟・採集・農耕・葬送等にかかわる儀礼と習俗の様相を解明する。
【目次】
一部 序論
Ⅰ.狩猟・採集の祭り
1.失われた祭り
2.祭る相手
3.祖先の祭り
4.祭りの空間
二部 身体と儀礼・呪術
Ⅱ.日本の先史仮面
1.世界の先史仮面
2.縄文時代の仮面
3.弥生時代の仮面
4.古墳時代の仮面
5.仮面の歴史
Ⅲ.性象徴の考古学
1.序説
2.オハゼの造形品
3.ホトの造形品
4.ホト隠し
5.男女交合の造形品
6.男と女の対立と和合
Ⅳ.足形・手形付き土版
1.序説
2.縄文早期の足形・手形付き土版
3.縄文中・後期の足形・手形付き土版
4.後説三部 儀礼・習俗の起源と展開
Ⅴ.熊祭りの起源
1.序説
2.オホーツク文化の熊祭り
3.日本の熊の造形品
4.豚から熊へ
5.熊祭りの起源
Ⅵ.弥生・古墳時代の抜歯
1.序説
2.東日本
3.北部九州・中国
4.西北九州
5.琉球列島
6.古墳時代
7.近世
Ⅶ.弥生時代の再葬制
1.序説
2.再葬過程の復元
3.再葬墓地をのこした集団
4.再葬制の系譜
5.再葬制の意義
Ⅷ.人骨装身具
1.序説
2.資料
3.考察
4.後説
Ⅸ.男茎形の習俗
1.池上遺跡の男茎形と『古語拾遺』
2.正月と粥杖
3.豊年祭と男茎形
4.クライドリ・サッタテマツリ
5.火伏せ・オカマサマ
6.男茎形の考古学
四部 付録
Ⅹ.「野尻湖ヴィーナス」問題
1.野尻湖のヴィーナス
2.類例
3.牙の抉りと研磨・折損
【著者紹介】(発行当時のものです)
春成秀爾(はるなり・ひでじ)
1942年兵庫県生まれ。
岡山大学法文学部卒業。
九州大学大学院文学研究科修士課程(考古学専攻)中退。
博士(文学)。
国立歴史民俗博物館研究部教授・総合研究大学院大学教授。
1993年に第6回濱田青陵賞受賞。
著書に『縄文社会論究』『祭りと呪術の考古学』など。
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