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縄文社会論究
春成 秀爾・著
B5判 592頁
2002年発行
定価
13,200 円 (本体12,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1174-7
発売日 2002/06
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本書は、1973年より著者が発表した、抜歯からわかる縄文時代の親族組織に関する論文の集大成である。
日本の縄文・弥生時代において盛行した抜歯習俗-その形式分類・編年・系統の分析を行い、それを有力な武器として親族組織・婚姻形態に迫り、当時の社会構造を復原せんとする意欲作である。
刊行にあたり、新見地を取り入れつつ全面的に改稿。
【目次】
一部 抜歯の習俗
1章 世界の抜歯
2章 抜歯の意義
二部 装身と婚後居住規定
3章 縄文晩期の婚後住居規定
4章 縄文中・後期の婚後住居規定
5章 有鉤短剣と腰飾り
6章 叉状研歯
三部 埋葬と親族組織
7章 縄文時代の合葬
8章 縄文時代の複婚制
9章 伊川津遺跡の埋葬
10章 北海道の竪穴墓地
11章 縄文時代墓制の諸段階
四部 装身・葬制と社会
12章 縄文時代の装身原理
13章 縄文時代の社会
14章 葬制と親族組織
【著者紹介】(発行当時のものです)
春成秀爾(はるなり・ひでじ)
1942年兵庫県生まれ。
岡山大学法文学部卒業。
九州大学大学院文学研究科修士課程(考古学専攻)中退。
博士(文学)。
国立歴史民俗博物館考古研究部教授・総合研究大学院大学教授。
1993年に第6回濱田青陵賞受賞。
著書に『儀礼と習俗の考古学』『祭りと呪術の考古学』など。
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