小 計 | 0 円 | ||
消費税 | 0 円 | ||
合 計 | 0 円 |
律令国家と天皇家産機構
古尾谷知浩著
A5判 416頁
2006年2月発行
定価
9,350 円 (本体8,500 円+税)
ISBN 978-4-8273-1198-3
発売日 2006/02
ショッピングカートに追加
書店様発注カートに追加
社会学上の概念である家産制や官僚制を用い、天皇の人格的支配と太政官による、非人格的官僚機構という二元性によって律令国家の支配が成り立っていたことを明らかにする。
【目次】
序 章 家産制的支配
第一部 家産制的財政機構
第一章 内蔵寮の出納体制
第二章 内蔵寮の進上木簡
第三章 内蔵寮の収納機能
第二部 家産機構の土地集積
第一章 平安初期における天皇家産機構の土地集積
第二章 美濃国厚見荘の成立
第三章 国家反逆罪における没官物の処分
第四章 頭塔と春日荘
第三部 一般財政機構と天皇
第一章 中央保管官司におけるカギの管理
第二章 律令中央財政機構の出納体制
第三章 東大寺正倉院勅封蔵の出納体制
第四部 出納政務の諸相
第一章 「前分」について
第二章 印と文章行政
第三章 食料支給事務と四等官・雑任
終 章 天皇家産機構の歴史的展開
【著者紹介】(発行当時のものです)
古尾谷知浩(ふるおや・ともひろ)
1967年東京都生まれ。
東京大学文学部卒業。
東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。
博士(文学)。
名古屋大学大学院文学研究科助教授。
著書に『文献史料・物質資料と古代史研究』『日本古代の手工業生産と建築生産』など。
Copyright 1994 Hanawashobo CO.LTD, All Rights Reserved.