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日本古代儀礼成立史の研究
西本 昌弘著
A5判 478頁
1997年発行
定価
8,800 円 (本体8,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1144-0
発売日 1997/06
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7世紀から10世紀までの長期的な展望と、校訂が不十分で研究進展の妨げとなっていた儀式書や行事記録等基礎的史料の古写本・新写本を幅広く参照し、信頼性の高い史料本文を提供する。
併せて中国的な王権儀礼の受容と発展・再編の道筋の分析から、日本の古代儀礼史研究に新たな方法論と分析視角を提示しつつ、日本古代国家の形成・展開過程を再検討する。
【目次】
第1編 日本古代国家と礼制の受容
第1章 日本古代礼制研究の現状と課題
第2章 畿内制の基礎的考察
第2編 『内裏式』以前の儀式書と儀式記録
第1章 古礼からみた『内裏儀式』の成立
第2章 儀注の興り由来久し
第3章 儀式記文と外記日記
第3編 『内裏式』の成立と伝来
第1章 『内裏式』の古写本について
第2章 『内裏式』逸文の批判的検討
第3章 『冊命皇后式』所引の「内裏式」と近衛陣日記
第4編 八世紀儀礼の復元的研究
第1章 奈良時代の正月節会について
第2章 八・九世紀の内裏任官儀と可任人歴名
第3章 「孝謙天皇詔勅草」と八世紀の叙位儀礼
【著者紹介】(発行当時のものです)
西本昌弘(にしもと・まさひろ)
1955年大阪府生まれ。
大阪大学文学部国史学科卒業。
大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。
宮内庁書陵部編修課勤務。
著書に『日本古代の王宮と儀礼』『空海と弘仁皇帝の時代』など。
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