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上代日本文学と中国文学(中) 《オンデマンド版》
出典論を中心とする比較文学的考察
小島 憲之 著
初版は1964年、オンデマンド版は2016年発行
A5判 526頁 上製・カバー装
定価
12,100 円 (本体11,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-0604-0
発売日 2016/06
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上代文学の表現に関し、大陸文学摂取享受の状態を、敦煌文書その他の新資料を利用し、出典論の立場から比較文学的方法により、巨視的微視的に考察した雄篇。
上巻は、「序説」「第一篇漢籍の伝来」「第二篇古事記の述作」「第三篇日本書紀の述作」「第四篇風土記の述作」から成り、記・紀・風土記中心の上代散文篇。
中巻は「第五篇万葉集の表現」一篇を収めた万葉集篇。
下巻は、「第六篇上代に於ける詩文学」「第七篇奈良朝文学より平安初頭文学へ」の二篇を収め、奈良朝末期から平安朝初頭にかけての散文韻文を選りすぐったいわば上代詩篇と名づけられるものである。
昭和40年度恩賜賞受賞
補篇は既刊の上・中・下に含まれない上代文学関連の論考を、内容によって類別した大著。
【中巻目次】
第五篇 万葉集の表現
第1章 口頭より記載へ
第2章 万葉集名義考
第3章 万葉集の三分類
第4章 万葉集の文字表現
第5章 万葉集と中国文学との交流
第6章 山上憶良の述作
第7章 遊仙窟の投げた影
第8章 伝説の表現
第9章 七夕をめぐる詩と歌
第10章 天平期に於ける万葉集の詩文
【著者紹介】(発行当時のものです)
小島憲之(こじま・のりゆき)
1913年生まれ。
大阪市立大学名誉教授。
1998年逝去。
著書に『古今集以前』『国風暗黒時代の文学【全9巻】上・中(上)・中(中)・中(下)Ⅰ・中(下)Ⅱ・下Ⅰ・下Ⅱ・下Ⅲ・補篇』など。
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