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日本中世仏教と東アジア世界【オンデマンド版】
上川 通夫 著
2012年2月発行・オンデマンド版は2023年発行
A5判・388頁・上製カバー装
定価
10,450 円 (本体9,500 円+税)
ISBN 978-4-8273-1663-6
発売日 2023/04
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東アジア政治世界の変動の中から日本中世仏教の成立を考察し、日本仏教の第一段階としての日本中世仏教の創造主導者を平安京の権力中枢に見出す。また、12世紀に列島の地域社会に仏教が主体的に導入された様子を描き、日本中世成立史を、東アジア世界・平安京・列島地域世界という歴史的地域の連動において捉える。
【目次】
序章 日本中世成立史研究の一視角
第1部 東アジア世界と日本中世仏教
第1章 古代仏教と対外関係
第2章 寂照の入宋と摂関記仏教の転換
第3章 末法思想と中世の「日本国」
第4章 日本中世仏教の成立
第2部 中世仏教と政治権力
第1章 密教文献と中世史-『覚禅鈔』をめぐって-
第2章 真福寺本覚禅鈔』「如法尊勝法」
第3章 如法尊勝法聖教の生成
第4章 尊勝陀羅尼の受容とその転回
第3部 中世仏教と地域社会
第1章 中世山林寺院の成立
第2章 平安末期の山林寺院と地域社会
第3章 三河国普門寺の中世史料
補 論 永意起請写本の出現
第4章 中世仏教の地域的展開
結 章 日本中世史と日本中世仏教
【著者紹介】(発行当時のものです)
上川通夫(かみかわ・みちお)
1960年大阪府生まれ。
立命館大学文学部卒業。
立命館大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。
博士(文学)。
愛知県立大学日本文化学部教授。
著書に『日本中世仏教形成史論』など
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