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日本中世の身分と社会《オンデマンド版》
丹生谷哲一著
初版は1993年、オンデマンド版は2010年発行
A5判 660頁
定価
14,300 円 (本体13,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1644-5
発売日 2010/11
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中世社会を特徴づけている諸身分-御家人・刀祢百姓・神人・供御人・散所民・賎民などを取りあげて、具体的、実証的に考察し、彼らが都市や荘園村落共同体においてどのような位置を占めていたかを究明する。
また中世賎民の特質を明らかにすると共に、遅れている中世身分制研究に新たな問題を提起する意欲作。
【目次】
Ⅰ
1 律令的良賤制成立過程について
2 古代奴婢制と中世非人
Ⅱ
3 山城国紀伊郡石原荘の形成をめぐって
4 伊賀国黒田荘に関する補考
5 在地刀祢の形成と歴史的位置
6 中世畿内村落における刀祢
Ⅲ
7 散所発生の歴史的意義
8 散所の形成過程について
9 鎌倉幕府御家人制研究の一視点
Ⅳ
10 春日社神人小考
11 和泉国における地黄供御人について
12 一服一銭茶小考
Ⅴ
13 中世における他者認識の構造
14 中世賤民研究雑考
15 青屋賤視の歴史的背景
16 中世公武政権と河原者の位相
史料 下毛野氏系図・秦氏系図
【著者紹介】(発行当時のものです)
丹生谷哲一(にうのや・てついち)
1935年愛媛県生まれ。
京都大学文学部史学科卒業。
博士(文学)。
大阪教育大学名誉教授。
著書に『身分・差別と中世社会』など。
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