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古墳と古墳時代の文化
白石太一郎著
A5判 624頁
2011年9月発行
定価
16,500 円 (本体15,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1242-3
発売日 2011/10
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古墳とその遺物である考古資料を如何に歴史研究に生かすことができるかをテーマに具体的な論証を試みる。
第1部では古墳の周濠に焦点をあて当時の畿内支配者層の治水王としての性格等について論じ、第2部では有銘刀剣の歴史的意味について論究。第3部では古墳における祭祀や儀礼の問題、他界観について考え、第4部では古墳が造られた時代背景を考察する。
【目次】
Ⅰ 古墳の構造が語るもの
1 古墳の周濠
2 古墳と方位
3 伊那谷の横穴式石室
4 岩屋山式の横穴式石室
5 終末期横穴式石室の型式編年と暦年代
Ⅱ 古墳の副葬品が語るもの
6 古墳出土の石製模造品
7 大鷲神社古墳の石枕
8 五世紀の有銘刀剣
9 藤ノ木古墳出土の鉄製農工具
10 玉纒太刀考
Ⅲ 古墳の祭祀・儀礼と他界観
11 ことどわたし考-横穴式石室の埋葬儀礼をめぐって-
12 装飾古墳にみる他界観
13 埴輪の世界
Ⅳ 古墳の造られた時代
14 古墳と政治連合
15 後期古墳の成立と展開
16 弥生・古墳文化論
付録
17 古墳の名称
【著者紹介】(発行当時のものです)
白石太一郎(しらいし・たいちろう)
1938年大阪府生まれ。
同志社大学文学部文化史専攻卒業。
同志社大学大学院博士課程単位取得退学。
大阪府近つ飛鳥博物館館長、国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。
著書に『古墳と古墳群の研究』など。
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