小 計 | 0 円 | ||
消費税 | 0 円 | ||
合 計 | 0 円 |
本書は、主に律令国家の成立・展開過程を扱った歴史過程研究、律令国家支配に関わる制度史研究、古代史料に関する研究、紀年論に関する研究をテーマとする25編を収載する。
【目次】
第一部 総説編
1 大王による国土の統一
2 律令国家の成立と変貌
3 遣唐使犬上君とその周辺
4 壬申の乱
5 中皇命 -その人物像を求めて-
6 天皇号・国号の成立
7 恭仁京への道
8 律令制と文書行政
9 律令軍制の形成
10 古代の人口
第二部 論考編
1 嵯峨野の古墳群に関する覚書
2 『古事記』崩年干支に関する二・三の問題
-原秀三郎「記・紀伝承読解の方法的基準」をめぐって-
3 紀年考
4 暦と時間
5 難波遷都の経緯
6 文献史料からみた恭仁宮
7 帯勲者に対する蔭位適用法について
8 新任国司への給粮と養老八年格
9 木簡からみた但馬国府
10 第一次遣渤海使の発遣年次
11 改鋳と私鋳銭 -奈良時代の銭貨政策-
12 弘仁格式の撰進と施行について
13 卜部家本及び永正本『続日本紀』についての二・三の考察
14 永正本『続日本紀』の本文復原に関する予備的考察
15 『安祥寺資財帳』の写本と校訂
【著者紹介】(発行当時のものです)
鎌田元一(かまた・もとかず)
1947年大阪府生まれ。
京都大学文学部史学科国史学専攻卒業。
京都大学大学院文学研究科国史学専攻博士課程単位取得退学。博士(文学)。
富山大学人文学部助教授、京都大学大学院文学研究科教授を歴任。
2007年逝去。
著書に『律令公民制の研究』など。
Copyright 1994 Hanawashobo CO.LTD, All Rights Reserved.