小 計 | 0 円 | ||
消費税 | 0 円 | ||
合 計 | 0 円 |
律令公民制の研究
鎌田 元一著
A5判 680頁
2001年発行
定価
13,200 円 (本体12,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1171-6
発売日 2001/06
ショッピングカートに追加
書店様発注カートに追加
第一部では、部民制、国造制、屯倉制、評制の研究を行い、公民制の史的前提をなす倭王権の全国支配の構造とその展開過程およびそれらを止揚して形成される律令公民制の成立過程を分析。
第二部では、律令国家の公民支配に関する具体的・実証的諸研究を配し、従来の諸説の訂正あるいは新事実の発見を通して問題の解明に努める。
第24回角川源義賞受賞
【目次】
第一部 公民制の形成過程
1 7世紀の日本列島
2 「部」についての基本的考察
付論 部民制の構造と展開
3 日本古代の「クニ」
4 屯倉制の展開
5 評の成立と国造
6 評制施行の歴史的前提
7 那須国造碑文の「国家」
第二部 律令公民制の諸相
1 日本古代の官印
2 律令制国名表記の成立
3 郷里制の施行と霊亀元年式
付論 郷里制の施行 補論
4 計帳制度試論
付論 計帳についての再論
5 平城遷都と慶雲三年格
6 律令課役制二題
7 律令国家の浮逃対策
8 律令制的土地制度と田籍・田図
9 大宝二年西海道戸籍と班田
10 公田賃租制の成立
11 日本古代の人口
【著者紹介】(発行当時のものです)
鎌田元一(かまた・もとかず)
1947年大阪府生まれ。
京都大学文学部史学科国史学専攻卒業。
京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
京都大学大学院文学研究科教授。
著書に『律令国家史の研究』など。
Copyright 1994 Hanawashobo CO.LTD, All Rights Reserved.