小 計 | 0 円 | ||
消費税 | 0 円 | ||
合 計 | 0 円 |
奈良時代写経史研究
栄原永遠男著
A5判 546頁
2003年発行
定価
12,100 円 (本体11,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1178-5
発売日 2003/06
ショッピングカートに追加
書店様発注カートに追加
正倉院文書中の、個々の写経事業ごとに作成された帳簿を復原することは、その写経事業の性格・進行状況を究明することであり、同時に正倉院文書の断簡を個々の写経事業ごとに仕分ける作業でもある。
本書は以上の観点から、正倉院文書の断簡の性格をひろく研究者に示し、今後の正倉院文書研究の方向性をみちびいた、著者の労作である。
【目次】
序 正倉院文書研究の動向と個別写経事業研究の意義
第Ⅰ部 天平年間の写経事業
第一章 福寿寺と福寿寺大般若経
第二章 百部法華経の写経事業
第三章 千手経一千巻の写経事業
第四章 難波之時御願大般若経について
第Ⅱ部 天平宝字年間の写経事業
第五章 光明皇后没前の写経事業群
第六章 奉写大般若経所の写経事業と財政
第七章 御願大般若経の写経事業
第八章 その後の百部最勝王経
第Ⅲ部 宝亀年間の写経事業
第九章 奉写一切経所の写経事業
第十章 奉写一切経所の財政
【著者紹介】(発行当時のものです)
栄原永遠男(さかえはら・とわお)
1946年東京都生まれ。
京都大学文学部卒業。
京都大学大学院文学研究科(国史学専攻)博士課程単位修得退学。
博士(文学)。
大阪市立大学文学部教授。
著書に『奈良時代の写経と内裏』『奈良時代流通経済史の研究』『日本古代銭貨流通史の研究』など。
Copyright 1994 Hanawashobo CO.LTD, All Rights Reserved.