小 計 | 0 円 | ||
消費税 | 0 円 | ||
合 計 | 0 円 |
古代木簡と都城の研究
鬼頭 清明著
A5判 416頁
2000年発行
定価
7,700 円 (本体7,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1165-5
発売日 2000/06
ショッピングカートに追加
書店様発注カートに追加
近年多量に出土して注目された長屋王家木簡・二条大路木簡をはじめ考古学・文献史料の成果を取り入れながら、木簡の考古学的属性である出土地点を考慮した史料論の確立・展開を提唱し、それらを体系的に活用して、日本古代における都城成立の意義・展開過程等と都城の本質を再構成、都城を成立させると同時に誕生した律令国家の特質を明らかにする。
【目次】
序章 都城の発掘成果と都市史への接近
第1章 長屋王家木簡と貴族の生活
第1節 平城京の保存と長屋王家木簡
第2節 長屋王家のしくみと生活
第3節 万葉人の生活
第2章 木簡からみた税制
第1節 太政官厨跡と地子の荷札
第2節 二条大路出土の門号記載木簡について
第3節 都城出土の木簡が語る古代の東国
第4節 常陸国の木簡から
第3章 都城の住民と生活
第1節 平城京の人口推計と階層構造
第2節 古代都市における人口問題
第3節 日本古代の都市の前提について
第4節 古代都城の庶民生活の一形態
第4章 古代国家の形成と都城
第1節 皇后宮職論
第2節 日本における大極殿の成立
第3節 日本における朝堂院の成立
第5章 平安京の発展
第1節 初期平安京についての一試論
第2節 平安初期の銭貨について
【著者紹介】(発行当時のものです)
鬼頭清明(きとう・きよあき)
1939年東京都生まれ。
東京大学文学部国史学科卒業。
博士(文学)。
東洋大学文学部教授。
著書に『古代木簡の基礎的研究』『律令国家と農民』など。
Copyright 1994 Hanawashobo CO.LTD, All Rights Reserved.