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日本古代の儀礼と祭祀・信仰 (上)
和田 萃著
A5判 496頁
1995年発行
定価
9,350 円 (本体8,500 円+税)
ISBN 978-4-8273-1131-0
発売日 1995/06
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上巻は喪葬・即位儀礼と共に派生する古墳を巡る諸問題を軸に、東アジア世界の視点をも含め解明。
中巻は道教的信仰と神仙思想および日本古代の祭祀と深く関わる基層信仰の特質に言及し、考察する。
下巻では奈良盆地の三輪山・石上山を初め古代大和の神々や各地の祭祀の源流を問い多角的に分析、論究する。
本書全三巻は、日本古代史学と考古学との接点を埋める著者積年の研究の集大成であり、学界に寄与するところ大である。
【上巻目次】
第Ⅰ章 喪葬儀礼と即位儀礼
1 殯の基礎的考察
2 飛鳥・奈良時代の喪葬儀礼
3 殯宮儀礼の再分析
4 タカミクラ
第Ⅱ章 古墳とその周辺
1 ハニ・土師氏・古墳
2 喪葬儀礼と埴輪群像
3 古代史からみた装飾古墳
4 古墳の被葬者と実年代
5 見瀬丸山古墳の被葬者
6 今来の双墓をめぐる憶説
7 大津皇子の墓
8 束明神古墳とその被葬者
9 山陵治定の沿革
10 山陵家 平塚瓢斎
11 東アジアの古代都城と葬地
【著者紹介】(発行当時のものです)
和田萃(わだ・あつむ)
1944年中国東北部に生まれる。
京都大学文学部卒業。
京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
博士(文学)。
京都教育大学教授、橿原考古学研究所指導研究員。
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