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色川三中の研究〈学問と思想篇〉
中井 信彦 著
A5判 382頁
1993年発行
定価
7,150 円 (本体6,500 円+税)
ISBN 978-4-8273-1100-6
発売日 1993/06
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時代社会を能動的に生きた好学の一商人色川三中の生涯とその遺業を明らかにし、併せて19世紀前半の社会構造の動向をさぐる。
民衆の苦悩を背景にした三中の学問と思想は、田制史、度量衡の研究から太閤検地論にまで及ぶ民衆・生活・商業の倫理の根幹でもある。
未刊史料を紹介し、三中の全体像を解明する。
<伝記篇>第11回角川源義賞受賞
【目次】
序論 「初期ブルジョアジー」の学問と思想
第2篇 色川三中の学問と思想
第1章 「実意一ツあらば」
第2章 色川三中の歴史観
第3章 天津神族と国津神族
第4章 『香取文書纂』の編纂について
第5章 黒船一件記録集について
【著者紹介】(発行当時のものです)
中井信彦(なかい・のぶひこ)
1916年台北生まれ。
慶應義塾大学文学部国史学科卒業。
博士(文学)。
慶應義塾大学名誉教授。
著書に『幕藩社会と商品流通』『色川三中の研究(伝記篇)』『転換期幕藩制の研究』『歴史学的方法の基準』など。
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