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日本近世社会の基本課題を究明する上で最重要と思われる封建制・幕藩制・幕府・藩という分析視角と独自の方法論により、近世封建制の独自的な性格および幕藩体制の成立・展開・解体のメカニズムを解明、近世社会の特質を明らかにする。
本書を編むにあたって、既発表の論考を、研究の現段階を踏まえて大幅に加除・訂正し、新たに多数の図表等を追加する。
【目次】
第1部 封建制
1 日本封建制の構造的特質
2 日本封建制と幕藩制社会
第2部 幕藩制
3 幕府と藩の体制的研究
4 統一権力と地方権力
5 天領と藩の関係史的考察
第3部 幕府
6 江戸幕府論
7 成立期江戸幕府の政治構造
8 解体期江戸幕府の財政構造
第4部 藩
9 公儀権力と藩体制
10 比較藩政史研究
11 藩政改革と財政構造
12 藩体制と政治動向
【著者紹介】(発行当時のものです)
藤野保(ふじの・たもつ)
1927年長崎県生まれ。
東京文理科大学史学科国史学卒業。
東京教育大学大学院博士課程修了。博士(文学)。
九州大学教授。
専攻は、日本近世史。
著書に『江戸幕府崩壊論』など。
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