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万葉表記論《オンデマンド版》
稲岡耕二著
初版は1976年、オンデマンド版は2011年発行
A5判 634頁
定価
13,200 円 (本体12,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-0601-9
発売日 2011/07
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古代文字表現の宝庫と言われる万葉集の表記を解析し、人麻呂歌集が柿本人麻呂によって書きとめられたものであること、巻五に山上憶良・大伴旅人の文字遣いが残されていること等を綿密かつ多角的な視点から考証し、また、音訓交用表記の仮名の性格を論じて、万葉人の文字表現の論理に迫り、古代文学史・国語史に貴重な一石を投じた著者初の論文集。
【目次】
第1篇(上) 人麻呂歌集の論
第1章 人麻呂歌集表記の「原始」的性格
第2章 人麻呂の表記の展開
第3章 表記史と文学史との交渉
第2篇(下) 人麻呂歌集の論・補遺
第1章 歌集表記の研究の概観
第2章 二類の表記
第3章 略体・非略体表記の性格
第4章 人麻呂歌集歌の筆録とその意義
第2篇 巻五の論
第1章 序論
第2章 各論
第3章 補論・巻五の編纂について
第3篇 音訓交用表記の論
第1章 音訓両用の仮名について
第2章 万葉集の交用表記・準交用表記
第3章 万葉集における単語の交用表記
第4章 各論
【著者紹介】(発行当時のものです)
稲岡耕二(いなおか・こうじ)
1929年東京都生まれ。
東京大学文学部卒業。
東京大学名誉教授。
著書に『人麻呂の工房』など。
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