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人麻呂の工房
稲岡耕二著
A5判 448頁
2011年5月発行
定価
13,200 円 (本体12,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-0117-5
発売日 2011/07
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柿本人麻呂が「正述心緒」「寄物陳思」という分類枠を作り、人麻呂歌集詩体歌を制作したことや、万葉集の歌の書きようの変化の問題を考察する。
【目次】
Ⅰ 人麻呂歌集論序説
一 人麻呂歌集総論
二 声と文字序説―人麻呂歌集詩体歌の時代―
Ⅱ 人麻呂歌集の分類と中国詩学
一 人麻呂歌集の分類と中国詩学
二 「寄神」「寄天地」「寄山」歌群-人麻呂歌集「寄物陳思」考(一)-
三 「寄川」歌群-人麻呂歌集「寄物陳思」考(二)-
四 「寄海」歌群-人麻呂歌集「寄物陳思」考(三)-
五 文字列の利用と〈暗示引用〉-人麻呂歌集「寄物陳思」考(四)-
Ⅲ 人麻呂の工房を探る
一 「玉響」「玉垣入」はタマカギルか-人麻呂の工房を探る(一)-
二 「譬喩歌」考-人麻呂の工房を探る(二)-
Ⅳ 漢文訓読と人麻呂歌集
一 漢文訓読の歴史
二 漢文訓読と古事記
三 漢文訓読と人麻呂歌集
四 人麻呂歌集(詩体歌)の助詞表記
五 総訓字表記の歌の工夫
六 結
【著者紹介】(発行当時のものです)
稲岡耕二(いなおか・こうじ)
1929年東京都生まれ。
東京大学文学部卒業。
東京大学名誉教授。
著書に『万葉表記論』など。
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