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万葉悲別歌の意匠
平舘英子著
A5判 360頁
2015年3月発行
定価
11,000 円 (本体10,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-0122-9
発売日 2015/05
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『万葉集』中の挽歌における死別や相聞における別れとは異なる生別離について考察し、別離がもたらす時間的空間的距離の把握に移ろう人の情感の展開を捉えようと試みる。
《日本女子大学叢書》
【目次】
序章 「別離」と「悲別」
第一章 「別離」の歌の形成
第一節 豊玉毘売の「別離」の歌
第二節 吉備の黒日売訪問と「別離」の歌
第三節 岡本天皇御製一首
第四節 大伯皇女の御作歌
第五節 石見相聞歌 ―放り行く人・その心―
第二章 「悲別歌」の成立
第一節 遣新羅使人等の航路の歌
第二節 属物発思歌 ―遣新羅使人等歌群中の位置―
第三節 辛き恋 ―遣新羅使人等歌の旅情―
第四節 天の鶴群 ―遣唐使の母が贈る歌―
第五節 「羈旅発思」の表現
第六節 「悲別歌」の表現
終章「別離」の表現の展開
【著者紹介】(発行当時のものです)
平舘英子(たいらだて・えいこ)
1947年神奈川県生まれ。
日本女子大学文学部国文学科卒業。
東京教育大学大学院文学研究科博士課程中途退学。博士(文学)。
日本女子大学教授。
著書に『万葉歌の主題と意匠』など。
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