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Ⅰ「言葉にこめられた心を追う」、Ⅱ「思考感情の外化としての言語表現」、附録「文章表現の楽しみ」に、新稿「近代文章史が辿った模索と到達の道筋」を加えた、『国語構文論』、『国語意味論』につづく集大成の書。
【目次】
Ⅰ 言葉にこめられた心を追う
① 文章表現が目ざすもの
1 近代文章史が辿った模索と到達の道筋
2 救済のメルヘン -『走れメロス(太宰治)』-
② 編著者・訳者が心をこめた所
3 古辞書の編成に編者の工夫を探る
4 蘭通詞・蘭学者の苦心
5 J・C・ヘボンの人と業績
③ 言語使用を支える力
6 陳述副詞の機能を産んだもの
7 常用漢字の音訓を通して
Ⅱ 思考感情の外化としての言語表現
8 思考が文章になるまで
9 『伊勢物語』の表現をよむ
10 現在の描写の中に過去を織り込む
11 『枕草子』における自然の発見
12 古代の書き手から近代の書き手へ
附録 文章表現の楽しみ
1 枕草子十二月
2 古典に親しむ
3 歌物語と能
4 弱法師雑感
5 心を後に置けとなり
6 声の大きな
7 研究余滴
8 偶像崇拝の徳
9 なれるものなら
10 スリぬけ之記
11 一歩一歩の価値
12 先輩後輩の仲
13 空中自有言
14 純度九九・九九%
15 音、色、高さ -けまりの道-
16 新一回生の諸君に
17 川のほとりで
【著者紹介】(発行当時のものです)
渡辺実(わたなべ・みのる)
1926年京都府生まれ。
京都大学文学部卒業。
博士(文学)。
京都大学名誉教授。
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