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上代日本語表現と訓詁
内田賢徳著
A5判 482頁
2005年9月発行
定価
12,100 円 (本体11,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-0096-3
発売日 2005/09
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古事記や日本書紀、万葉集、そしてそれ以前にあった日本語表現の特質とは何か。中国の訓詁学や平安時代の古辞書を利用し、日本語の表現方法がいかに形作られていったかを探究する。
<目次>
序章 文字表現の以前
第一節 黎 明
第二節 倭語を記すこと
第三節 定型和歌の成立と表記
第一章 『古事記』の表現と訓詁
第一節 訓詁から見た『古事記』
第二節 古事記の文
第三節 古事記歌謡と訓字
第二章 『万葉集』の表現と訓詁
第一節 漢字表現の応用と内化
第二節 万葉歌の中の漢字表現
第三節 『遊仙窟』古訓を万葉歌に遡る
第四節 逆言・狂言攷
第五節 万葉しぐれ攷
第六節 万葉むなき攷
第七節 シノフの用法と訓詁
第八節 副詞ナホの用法と訓詁
第三章 『日本書紀』古訓
第一節 『日本書紀』意訳の方法―否定表現の場合―
第二節 「不覚」をオロカと訓むこと
第三節 イザワ攷
第四章 古辞書の利用
第一節 『新撰字鏡』倭訓攷
第二節 古辞書の訓詁と万葉歌
第三節 古辞書の訓詁と万葉語彙
第四節 「訝」字の倭訓
終 章 訓詁の方法と注釈―新しい可能性へ―
【著者紹介】(発行当時のものです)
内田賢徳(うちだ・まさのり)
1947年島根県生まれ。
京都大学文学部(国語学国文学専攻)卒業。
京都大学大学院文学研究科博士課程中途退学。
京都大学大学院人間・環境学研究科教授。
著書に『万葉の知』、校注に『初出版 死者の書』など。
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