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万葉びとのまなざし
万葉歌に景観をよむ
村瀬 憲夫 著
新書判 232頁
2002年発行
定価
1,430 円 (本体1,300 円+税)
ISBN 978-4-8273-4079-2
発売日 2002/06
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はなわ新書79
古代の風景がひろがる
万葉びとの景色を愛でる心模様に迫る
万葉びとは、目の前に広がる風景や頭の中に描かれた風景をどの様なまなざしで観ていたのだろうか。
春夏秋冬、花、鳥、雪、霧、富士山、筑波山、和歌の浦などの自然や風景に接して、
反応し、感応した、万葉びとの心のありようを、万葉集に歌われた表現・風景を通して読み解く。
〈美夫君志リブレ〉
【目次】
Ⅰ 高市黒人と山部赤人
1 高市黒人歌の景観
2 山部赤人歌の景観
3 黒人と赤人
Ⅱ 虫麻呂・憶良・旅人・坂上郎女
1 不尽山(富士山)の歌-虫麻呂・赤人・東歌・作者未詳歌-
2 憶良・旅人・坂上郎女-雪の歌-
3 憶良・旅人・坂上郎女-花の歌-
Ⅲ 大伴家持
1 大伴家持の作歌姿勢
2 越中に春を観る
3 都に春を観る
Ⅳ 作者未詳歌・防人歌など
1 作者未詳歌の景観
2 防人歌の景観-筑波山・難波津-
3 霧のゆくえ
Ⅴ 紀伊国の海と山
1 紀伊国の海の歌
2 紀伊国の山の歌
3 万葉の風景の保全
【著者紹介】(発行当時のものです)
村瀬憲夫(むらせ・のりお)
1946年愛知県生まれ。
名古屋大学大学院修士課程修了。
博士(文学)。
近畿大学文芸学部教授・美夫君志会会長。
著書に『万葉集編纂の研究』『大伴家持論 作品と編纂』など。
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