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上代文学における死と生の表現
阪口 由佳 著
A5判 356頁 函入り上製
2022年5月発行
定価
12,100 円 (本体11,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-0140-3
発売日 2022/06
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古事記・日本書紀・万葉集に記される神や天皇、人々の死に焦点を当て、生存の始点である誕生と生と死を結ぶいのちにも着目し、死・誕生・いのちを巡る表現の構想を考察する。
【目次】
序―本書の目的と内容―
第一部 古事記における死の表現
第一章 上巻における死の表現
第二章 中・下巻における死の表現(前)
第三章 中・下巻における死の表現(後)
第二部 古事記における生の表現
第一章 古事記における「生」と「成」
第二章 古事記における「生」と「産」
第三章 「アレマス」と「カクリマス」
第三部 日本書紀における「いのち」
第一章 死の表現―稚日女尊の「神退」―
第二章 「寿」・「命」の用法
第四部 万葉集における「いのち」
第一章 万葉集における「いのち」の用法
第二章 巻十二・二九五二「吾齢之」の解釈
第三章 巻四・七八五「壽母不有惜」という表現
第五部 死と生が紡ぐ古事記
第一章 古事記中巻の神と天皇
第二章 古事記における履中天皇の造形
第三章 古事記「市辺之忍歯王の難」の構想
第四章 古事記における仁賢天皇の位置づけ
終章 上代文学における死の作用―悲嘆の表現―
【執筆者紹介】(発行当時のものです)
阪口由佳(さかぐち・ゆか)
1974年奈良県生まれ。
奈良女子大学大学院博士後期課程修了。
奈良県立万葉文化館主任研究員。
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