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衝撃の『万葉集』伝本出現
廣瀨本で伝本研究はこう変わった
田中 大士 著
はなわ新書 180頁
2020年9月発行
定価
1,320 円 (本体1,200 円+税)
ISBN 978-4-8273-4085-3
発売日 2020/09
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廣瀨本の発見から四半世紀
今、新たになった「万葉集」の伝来の姿を総括する。
はなわ新書85 美夫君志リブレ
古典文学はどのようにして現在まで伝わってきたか。
一九九三年の廣瀨本万葉集の発見報道から四半世紀。
廣瀨本出現によって万葉集の伝来の様相はどう変わったか。
万葉集の伝本研究の現在を描き出す。
【目次】より
序 廣瀨本『万葉集』の出現
第一章 廣瀨本以前の伝本研究
第二章 廣瀨本で何がわかったか
第三章 片仮名訓本系統と仙覚校訂本
第四章 忠兼本と片仮名訓本系統
第五章 系統上の廣瀨本の位置
第六章 「九十余首なき本」の系譜
第七章 通説との齟齬
第八章 片仮名訓本系統の性格
第九章 江戸時代後期の写本
第十章 定家本としての廣瀨本
【著者紹介】(発行当時のものです)
田中大士(たなか・ひろし)
1957年浜松市生まれ。
筑波大学大学院博士課程単位取得退学。
博士(文学)。
日本女子大学教授。
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