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創られた万葉の歌人-額田王-
梶川 信行 著
新書判 280頁
2000年発行
定価
1,760 円 (本体1,600 円+税)
ISBN 978-4-8273-4077-8
発売日 2000/06
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はなわ新書77
額田王は本当に美女だったのか?
我々が見ることのできる<美女>としての「額田王」の姿は、8世紀の眼差しの中で創られた偶像である。
言い換えるなら「額田王」は後世の人々のイメ-ジよって創り出された万葉の歌人に他ならない。
ここではその虚像をでき得る限り排し、7世紀に生きた一人の歌人「額田王」の実像に迫る。
〈美夫君志リブレ〉
【目次】
Ⅰ 三人の額田王
1 「額田姫王」
2 「額田王」
3 《額田王》
Ⅱ 出自とその生涯
1 出自
2 「額田姫王」の生涯
Ⅲ 女帝側近の歌人
1 八世紀の《初期万葉》
2 「額田王」の胎動
3 「額田王」の誕生
Ⅳ 天智朝の「額田姫王」
1 近江への遷都
2 近江朝の文雅
3 蒲生野の座興
4 額田王の幻影
5 近江朝の終焉
Ⅴ 「額田姫王」の晩年
1 壬申の乱以後
2 弓削皇子との贈答
Ⅵ 大津逍遙-〈初期万葉〉への眼差し
1 粟津の大友皇子伝承
2 〈初期万葉〉への眼差し
【著者紹介】(発行当時のものです)
梶川信行(かじかわ・のぶゆき)
1953年東京都生まれ。
日本大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。
博士(文学)。
日本大学文理学部教授。
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