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近代日本・朝鮮とスポーツ
支配と抵抗、そして協力へ
金 誠 著
塙選書122 2017年12月発行
B6判 238頁
定価
2,640 円 (本体2,400 円+税)
ISBN 978-4-8273-3122-6
発売日 2017/12
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帝国日本と植民地朝鮮
支配する側とされる側
双方の思惑とスポーツの実際にせまる
帝国日本からみた統治技術としてのスポーツ。
植民地朝鮮からみたナショナリズム高揚のためのスポーツ。
双方の思惑とスポーツの実際にせまる。
【目次】
はじめに-大歓声のスタジアム-
1 朝鮮統治技術としてのスポーツ-帝国日本の視点
Ⅰ 朝鮮神宮競技大会の創設と展開-支配の象徴
Ⅱ 皇国臣民体操と武士道精神-同化の思想と身体
Ⅲ 総力戦体制下の身体管理-支配の強制力と柔軟性
2 朝鮮民族のナショナリズムとスポーツ-植民地朝鮮の視点
Ⅳ 民族的コンプレックスと朝鮮民族の身体-近代性とナショナリズム
Ⅴ 普成専門学校のスポーツ活動-競技力の向上と民族的抵抗
Ⅵ オリンピック参加の期待と苦悩-植民地支配と朝鮮人選手のジレンマ
Ⅶ スポーツの英雄と対日協力-孫基禎の栄光と憂鬱
おわりに-植民地・スポーツ・アリーナ
【著者紹介】(発行当時のものです)
金 誠(きん・まこと Kim Sung)
1974年兵庫県生まれ。
神戸大学大学院国際協力研究科博士後期課程単位取得退学。
博士(学術)。
札幌大学地域共創学群教授。
専攻は、スポーツ史・朝鮮近代史。
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