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塙選書115
「富国強兵、西洋に追いつけ」「ドイツの将来は海上にあり」
後発の近代国家 日本とドイツの 軍港都市を 比較する試み
日本の軍港都市・佐世保と、ドイツの軍港都市・キールの近現代をたどり、
軍港都市の特異性や歴史的役割を明らかにする
1868年と1871年というほぼ同時期に、後発の近代国家として歩みはじめた日本とドイツ。
第一次大戦では戦勝国と敗戦国とにわかれ、第二次大戦ではともに敗戦国となった日本とドイツ。
両国の近現代をふりかえると、戦争と深く関わり、翻弄された軍港都市のすがたが浮かび上がる。
本書では日本の軍港都市・佐世保とドイツの軍港都市・キールを比較し、
軍港都市の特異性や歴史的役割を明らかにする。
【目次】
序論 軍港都市の再評価に向けて
Ⅰ キール編
第1章 軍港都市キールの前史
第2章 軍港都市キールの誕生と発展――第一次世界大戦まで
第3章 最初の敗戦――第一次世界大戦後のキール
第4章 ナチズムの時代――再度の繁栄
第5章 再度の敗戦と復興
Ⅱ 佐世保編
第6章 軍港都市佐世保の誕生
第7章 軍港都市佐世保の発展――戦争を糧として
第8章 第二次世界大戦に向けて
第9章 平和の到来――戦後の佐世保
第10章 基地の街・佐世保
結び 軍港都市のいま
【著者紹介】(発行当時のものです)
谷澤毅(たにざわ・たけし)
1962年東京都生まれ。
上智大学経済学部卒業。
早稲田大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。
博士(経済学)。
長崎県立大学経済学部教授。
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