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九州庄園の研究《オンデマンド版》
工藤 敬一著
初版は1987年、オンデマンド版は2011年発行
A5判 348頁
定価
8,250 円 (本体7,500 円+税)
ISBN 978-4-8273-1648-3
発売日 2011/10
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日本封建制の成立をめぐって、かつて学界在来の常套的傾向を批判し、アジア的封建制究明の視角を提唱した一人である著者が、年来の日本中世史像の構築という巨視的観点を基盤として、代表的地方庄園の一つである九州庄園を具体的考察の対象に、歴史の因果過程に脈絡を持ちつつ、独自の周到な史観・精緻な考証を積極的に展開した注目の書である。
【目次】
序章 九州庄園研究序説
第1 庄園の性格と評価
第2 九州庄園の特質と類型
第1章 地方社寺領
第1 中世宇佐宮領の構造と特質
第2 一宮領免田の支配構造
第3 肥前国武雄社領の支配構造
第2章 中央権門領
第1 鎮西島津庄の寄郡について
第2 鎮西島津庄における領家支配の変遷
第3章 基礎構造上の基本問題
第1 南九州の在家について
第2 「上家分」在家・田畠考
第3 九州における均等名体制の成立と性格
【著者紹介】
工藤敬一(くどう・けいいち)
1934年熊本県生まれ。
京都大学文学部史学科卒業。
熊本大学法文学部教授。
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