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中世成立期の法と国家 【オンデマンド版】
棚橋 光男 著
A5判 416頁
初版は1983年、オンデマンド版は2008年発行
定価
9,900 円 (本体9,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1600-1
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中世びとにとって国家とは法とは何であったか。空白の領域である院政期の法と国家に焦点をすえて、独自の問題視角、トータルな史料操作により体系的に把握、検証する。
【目次】
序説
Ⅰ 行事所
1 概観
2 遷宮行事所
3 史的意義
Ⅱ 院政期の訴訟制度
1 陣定
2 「官底」と「明法」
Ⅲ 法書『法曹至要抄』
1 概観
2 個条の分析
3 法の適用
Ⅳ 祭文と問注記
1 史料
2 経緯
3 法家
4 法理
Ⅴ 院政期の法と国家
1 前提
2 法と国家
3 政治状況
Ⅵ 院権力論
1 公家新制
2 保元元年令と建久Ⅰ令
3 保元元年令と建久Ⅱ令
4 「院=天皇」権力論
Ⅶ 中世伊勢神宮領の形成
1 転換期としての十一世紀
2 戸田・神田・常供田
3 御厨・御園の形成と構造
4 本宮庁と領主的土地所有の体系
Ⅷ 寛御厨と権禰宜
1 神郡行政権
2 名から御厨・御園へ
3 御厨の内部構成
4 権禰宜層
Ⅸ 人身売買文書と謡曲隅田川
Ⅹ 嘉吉乱に関する一史料
【著者紹介】(発行当時のものです)
棚橋光男(たなはし・みつお)
1947年山形県生まれ。
京都大学文学部卒業。
元金沢大学文学部助教授。
1994年逝去。
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