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平安時代の宗教儀礼と天皇
斎木 涼子 著
A5判 368頁 函入り上製
2024年3月発行
定価
12,100 円 (本体11,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1349-9
発売日 2024/02
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主に十~十二世紀の朝廷における神祇祭祀や仏事、また天皇や院に関わる宗教儀礼の成立と政治動向・政治構造との関係を検討し、古代から中世への転換期の天皇を考察する。
【目次】
序章 古代から中世における天皇像の変化 ―儀礼研究と本書の視点―
第一章 後七日御修法と「玉体安穏」 ―十一・十二世紀における展開―
第二章 護国法会の変遷
第三章 太元帥法の伝授 ―十一・十二世紀の転換―
第四章 仁寿殿観音供と二間御本尊 ―天皇の私的仏事の変貌―
第五章 内侍所神鏡と伊勢神宮託宣 ―十一世紀における天皇権威の変化―
第六章 内侍所神鏡を巡る儀礼 ―十一世紀における神聖化―
第七章 神仏習合と仏教的天皇像 ―仁寿殿観音像・即位灌頂―
第八章 『灌頂御願記』と『真言付法纂要抄』―真言宗における歴史書成立の背景―
第九章 円宗寺結縁灌頂 ―院政期御願仏事の変転―
第十章 東大寺僧の伊勢神宮参詣 ―その歴史的背景―
終章 摂関・院政期の宗教儀礼と天皇
【著者紹介】(発行当時のものです)
斎木涼子(さいき・りょうこ)
京都大学大学院文学研究科博士課程指導認定退学
博士(京都大学・文学)
奈良国立博物館学芸部列品室長
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