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古代王権の正統性と国忌・荷前
二星 祐哉 著
330頁 A5判 箱入上製
2023年3月発行
定価
11,000 円 (本体10,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1341-3
発売日 2023/03
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仏教行事の国忌(こき)と神祇祭祀の荷前(のさき)という二つの先帝祭儀の成立時期やその意義を考察し、古代の皇位継承の具体相にせまり両祭儀がいかに皇位継承を正統化しえたのかを追究。
【目次】
第一篇 日本古代の国忌制度の成立と展開
第一章 桓武朝における天智系皇統意識の成立
第二章 平安初期における重陽節の復興
第三章 平安前期の端午節・相撲節と国忌廃務
第二篇 日本古代の荷前儀式の成立と展開
第一章 桓武朝における荷前別貢幣の発展とその史的意義
第二章 七、八世紀における山陵奉幣と荷前別貢幣の成立
第三章 大宝令施行と荷前常幣
第三篇 日本古代の国忌・荷前の再編
第一章 古代国家における陵墓歴名の成立とその変遷―『延喜式』陵墓歴名の分析を手がかりに―
第二章 九、十世紀における荷前儀式と陵墓歴名―『貞観式』および『延喜式』陵墓歴名の分析をもとに―
第三章 平安前期における国忌再編と古代王権
【著者紹介】(発行当時のものです)
二星祐哉(にぼし・ゆうや)
1983年兵庫県生まれ
関西大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了
博士(文学)
私立滝川第二中学校・高等学校教諭
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