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古代祭祀の伝承と基盤
川畑 勝久 著
2022年12月発行
A5判 354頁 函入り上製
定価
12,100 円 (本体11,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1338-3
発売日 2022/12
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神への捧げものが、どのようにして調達・準備されるのかという問題は、古代史への問題提起に遡る重要な要因である。
古代の神社制度を理解するうえで不可欠な神郡と神戸の問題をとりあげ、精確な史料解読と膨大な研究史を受け止めた労作。
【目次】
第一部 神郡論
第一章 神郡研究史序説
第二章 八神郡の降臨神話―七世紀の神祇政策の起点―
第三章 八神郡の祭祀と神戸
第二部 神戸論
第四章 神戸の規定とその運用
第五章 神戸の起源と律令制神戸の成立
第六章 畿内の神戸神社と令制祭祀―神酒を給うことに神戸の源流をみる―
第七章 畿外神戸と神戸の変質
第三部 伊勢神宮論
第八章 伊勢神宮の神戸の成立
第九章 伊勢神宮における神郡司の祭祀的役割について―神田営種と御調荷前の淵源を探る―
付論 住吉大社神代記の編纂と遣唐使―気比神戸と同時代的神祇信仰を鑑みて―
【執筆者紹介】(発行当時のものです)
川畑勝久(かわばた・かつひさ)
1968年大阪府生まれ
皇學館大学大学院文学研究科国史学専攻博士前期課程修了
博士(文学・皇學館大学)
住吉大社禰宜
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