小 計 | 0 円 | ||
消費税 | 0 円 | ||
合 計 | 0 円 |
日本近世の宗教秩序
浄土真宗の宗旨をめぐる紛争
小林 准士 著
A5判 408頁 函入り上製
2022年2月発行
定価
9,900 円 (本体9,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1328-4
発売日 2022/02
ショッピングカートに追加
書店様発注カートに追加
浄土真宗の教義と派生する神祇不帰依の宗風をめぐる紛争の検討と歴史的位置づけを通じて、近世後期における宗教秩序とその動揺過程についての展望を示すことを試みる。
【目次】
序 章
第一部 神祇不帰依の宗風をめぐる紛争
第一章 神祇不帰依の宗風をめぐる争論の傾向
第二章 神祇不帰依の宗風をめぐる争論の構造と展開
第三章 神道講釈師の旅と神仏論争の展開―矢野左倉太夫の活動に即して―
第四章 近世真宗における神祇不帰依と「神道」論の特質
第二部 真宗信仰と教学論争
第五章 旅僧と異端信仰 ―長門円空の異義摘発事件―
第六章 神祇礼拝論争と近世真宗の異端性―讃岐国における了空と教乗の論争の検討―
第七章 松江城下の町人新屋太助の真宗信仰
第八章 三業惑乱と京都本屋仲間――『興復記』出版の波紋――
第三部 日本近世における政教関係と宗教秩序
第九章 江戸幕府による離檀許可方針に関する再検討―寛文五年「諸宗寺院法度」第四条解釈のゆくえ―
第十章 宗旨をめぐる政教関係と僧俗の身分的分離原則
終 章
【執筆者紹介】(発行当時のものです)
小林准士(こばやし・じゅんじ)
1969年岐阜県生まれ。
京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学
島根大学法文学部教授
Copyright 1994 Hanawashobo CO.LTD, All Rights Reserved.