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近世江戸の行政と法の世界
坂本 忠久 著
A5判・480頁・函入り上製
2021年2月発行
定価
12,100 円 (本体11,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1318-5
発売日 2021/02
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これまで残存しないとされた町奉行所の「言上帳」の諸記録に初めて光を当て、江戸全体の行政手続きのあり方を解き明かし、合せて近世法運用の実態を追究する画期作。
【目次】
序 章 本書の課題と主として活用する史料
第一編 都市の行政とその手続きの確立
第一章 江戸の行政とその手続きの確立―「記事条例」における「欠落」「久離」等を手掛かりとして―
補論一 「言上帳」における幕府役人・
第二章 近世中・後期の江戸における捨子と迷子をめぐる法制度の展開
第三章 江戸における「遺失物法制」の再検討
補論二 江戸の「紛失物訴」と「盗賊訴」をめぐる行政手続きの意義
第二編 刑事事件の発生と法の運用
第四章 江戸の消防と「失火罪」に対する刑罰の運用
第五章 近世江戸の「検使」手続きの確立とその機能
第六章 江戸の傷害、変死事件と捜査権・処分権・刑罰権
付 論 東叡山領(上野領)における行政手続きの確立
終 章 近世中・後期の江戸における行政と法の特質
【著者紹介】(発行当時のものです)
坂本忠久(さかもと・ただひさ)
1959年埼玉県生まれ。
博士(法学)。
東北大学大学院法学研究科教授。
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