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近世畿内近国支配論
村田 路人 著
2019年2月発行
A5判 450頁 函入・上製
定価
10,450 円 (本体9,500 円+税)
ISBN 978-4-8273-1302-4
発売日 2019/02
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第18回徳川賞受賞!!
触の伝達メカニズムを考察し、触留帳・触写帳を史料学的に検討、さらに堺奉行や京都・大坂町奉行などの幕府上方支配機構の構造を検討し、近世畿内近国支配の特質を解明する。
【目次】
序 章 近世畿内近国支配論の研究史整理と本書の課題
第一部 広域支配と触伝達
第一章 代官郡触と幕府の畿内近国広域支配
第二章 郡触の伝達論理と支配地域
第三章 近世の地域支配と支配研究の方法
第二部 非領国地域における領分触伝達の特質
第一章 非領国地域における鳴物停止令―触伝達の側面から―
第二章 勘定奉行神尾春央巡見先触の伝達をめぐって―摂津・河内の事例から―
第三部 触留帳と触写帳
第一章 触の書き留められ方―触留帳論の試み―
第二章 近世初期北河内地域における触写帳―「河内国交野郡藤坂村寛永後期触写帳」の紹介―
第四部 幕府上方支配機構論
第一章 一七世紀における堺奉行の万事仕置権と触伝達
第二章 元禄期における伏見・堺両奉行の一時廃止と幕府の遠国奉行政策
第三章 享保の国分けと京都・大坂両町奉行の代官支配
第四章 享保期における幕府上方支配機構の再編
終章 本書の成果と今後の課題
【著者紹介】(発行当時のものです)
村田 路人(むらた・みちひと)
1955年大阪府生まれ。
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程中退。
大阪大学大学院文学研究科教授。
博士(文学)。
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