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日本古代貨幣制度史の研究
森 明彦 著
A5判 460頁 函入・上製
2016年4月発行
定価
12,100 円 (本体11,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1283-6
発売日 2016/04
品切れ
主に7~10世紀の貨幣を考察し、古代国家が貨幣に何を求め、社会は貨幣をどのように受け止めたのか。古代貨幣制度の成立と変容過程及びその性格を究明することを試みる。
【目次】
序 章 日本古代の価値体系の特質と貨幣
付論一 「律書残篇」五刑贖法
付論二 日本古代の市と交易小考
第Ⅰ部 貨幣の経済的機能
第一章 無文銀銭と富本銭の歴史的位置
第二章 銭文「和同」「開珎」の意味と貨幣観
第三章 和同開珎の材質と銭様の変容
第四章 和同開珎の価値規定と流通構造
第五章 京畿内調銭と畿外調庸銭
第六章 奈良時代末期の銭貨をめぐる矛盾と対策
第Ⅱ部 貨幣の不在と疑似経済的用法
第七章 布の一般的等価機能と織成形態
第八章 畿内調雑物と貨幣の不在
第九章 貨幣の呪力と穢・罪
第Ⅲ部 日本古代初期貨幣制度の変遷と性格
第十章 日本古代初期貨幣制度の変遷
終章 日本古代初期貨幣論序説
【著者紹介】(発行当時のものです)
森明彦(もり・あきひこ)
1952年大阪府生まれ。
大阪大学文学部史学科卒業。
関西大学大学院博士課程後期課程単位取得退学。
博士(文学)。
関西福祉科学大学社会福祉学部教授。
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