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中世の法秩序と都市社会
高谷 知佳 著
A5判 380頁
2016年3月発行
定価
10,450 円 (本体9,500 円+税)
ISBN 978-4-8273-1282-9
発売日 2016/04
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第14回天野和夫賞受賞!!
室町期の京都と奈良における、商業・流通・都市賦課をめぐる経済紛争や怪異などの社会不安を題材に、都市と法秩序の問題を考察し、また比較都市論に向けての展望をも示す。
【目次】
序章 日本中世都市史と法
第一部 室町期奈良の法秩序
第一章 都市法の内と外―中世奈良の都市賦課をめぐって
第二章 中世奈良における商業紛争と先例
第三章 奈良徳政令の意思決定
第二部 室町期京都の都市支配と流通の秩序
第四章 室町幕府の首都支配と関所政策
第五章 畿内近国の率分関と領域的支配
第三部 室町期京都と社会不安
第六章 室町期の大織冠像破裂―中世における一宗教的法理の射程
第七章 首都社会の怪異と室町幕府
第八章 中近世移行期の首都社会と怪異
第四部 比較都市論の可能性
第九章 比較中世都市論への視点―西欧・イスラム・日本
第十章 「文化としての都市」の比較に寄せて
―河原温氏『都市の創造力』書評を通して
終章 都市インフラとしての法秩序
【著者紹介】(発行当時のものです)
高谷知佳(たかたに・ちか)
1980年奈良県生まれ。
京都大学法学部卒業。
京都大学大学院法学研究科准教授。
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