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日本古代の自他認識
田中 聡著
A5判 446頁
2015年3月発行
定価
11,000 円 (本体10,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1273-7
発売日 2015/05
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日本列島周辺地域に住み、国家から異文化集団とされた蝦夷・隼人・南島人などを主な検討素材として、自己-他者間の相互認識の淵源について考えるための新たな視角を提供する。
【目次】
序論 日本古代の夷狄研究―問題の所在―
第Ⅰ部 「夷人」的関係から「夷狄」身分へ
第1章 夷人論―律令国家形成期の自他認識―
第2章 隼人・熊襲観念の形成と受容
第3章 隼人・南島と律令国家―南方の国制施行―
第4章 古代の南方世界―流求の実体と観念―
第Ⅱ部 「夷狄」観念の変容
第5章 日本古代「夷狄」通史―蝦夷と隼人・南島の社会―
第6章 民夷を論ぜず―九世紀の蝦夷認識―
第7章 元慶戦争の歴史的意義
第8章 九・一〇世紀の東北アジア情勢と蝦夷社会の変容
結 論 古代自他認識論の新たな視座
補論Ⅰ 佐渡島をめぐる古伝承―「禹武邑」の比定地について―
補論Ⅱ 夷狄論の過去と現在―日本古代における自他の境界―
【著者紹介】(発行当時のものです)
田中聡(たなか・さとし)
1964年札幌市生まれ。
立命館大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。
立命館大学文学部教授。
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